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株式会社フュージョンテクノロジー AMESOS社製品を取扱いを決定。300mm/sの超高速印刷可能な3Dプリンターを2023年に発売

産業向けの3Dプリンター・マテリアルの輸入販売を手掛ける、
株式会社フュージョンテクノロジー (本社:東京都豊島区、代表取締役:井上 勤)は、
シンガポールのAMESOS社製品を、日本の代理店として取り扱いを決定した。
2023年より、同社の産業用3Dプリンター【Blade 1】の日本国内で販売を行う。

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リニアモーターを採用した精密動作による
最大印刷速度300mm/s・最大加速度5000mm/s²の高速造形と、
その高速造形に適した樹脂を3Dプリントフィラメントの大手メーカーPolymakerが共同で研究開発した

製品の開発を行うAMESOS社はアクリビス・システムズ社(Akribis Systems Pte Ltd)のスピンオフ企業です。同社は日本の三菱電機株式会社の出資でも話題となった、リニアステージ(リニアガイドや架台などを組み合わせた製品)の大手サーボシステムメーカー。
過去5年、3Dプリンター分野では、他社へのリニアレール等の出荷実績がある。
株式会社フュージョンテクノロジー関連会社である株式会社サンステラが、
日本総代理店として取り扱う3Dプリンターフィラメントメーカー・Polymaker社も開発に参加。
高速造形時でも安定した造形品質を担保する高速造形用フィラメントの供給も、
株式会社フュージョンテクノロジー(および関連会社株式会社サンステラ)が行う予定。

一般的な3Dプリンターでは、一般的には、30~50mm/s程度が推奨される印刷速度となるが、
これは、3Dプリンターの性能だけでなく、樹脂の吐出性能も関係する。
機械の性能がどれだけ早くなっても、動作と樹脂の性能が追いついておらず、
結果的に糸引きや気泡・ノズル詰まりなどが発生することが原因。
Blade 1では、リニアステージの専門企業アクリビス・システムズ社のリニアモーター技術により
高速造形時にも安定した動作を実現。
また、専用の樹脂は3Dプリンターフィラメントの大手企業・Polymaker社と連携し、
専用のハイフロー高速造形樹脂を開発。
通常の機器開発のみでは不可能であった材料面・駆動面での課題を克服し、
最大印刷速度300mm/s・最大加速度5000mm/s²の高速造形を可能とした。

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  • 【AMESOS Blade 1】 ※試作品につき変更となる場合があります。
  • 造形サイズ:310mm × 310mm × 420mm
  • 位置精度:X、Y 軸: ±0.001mm、Z 軸: ±0.01mm
  • 成形精度:X、Y 軸: ±0.1mm、Z axis: ±0.05mm
  • 表面粗さ平均値:Ra 3.2 – 6.3
  • 最大印刷速度:300mm/s
  • 最大加速度:5000mm/s2
  • 移動速度:0 – 500mm/s

世界初展示!日本初上陸!試作品展示を行います。

今後、2022年10月5日(水)~7日(金)開催の関西ものづくりワールド内
「次世代3Dプリンター展」に株式会社フュージョンテクノロジーが出展予定。
世界に先駆けて、AMESOS社製品を展示。
展示会等で世界初の展示となる。

【展示会名称】第25回 関西 ものづくり ワールド 次世代3Dプリンター展
【会期】2022年10月5日(水)~7日(金) 10:00~17:00
【展示】株式会社フュージョンテクノロジーブース
【会場】インテックス大阪
【主催】RX Japan株式会社