【らじつうロングレポート】タミヤ アスチュート 2022(TD2) 組み立てレポート(パーツバッグBパート)

【らじつうロングレポート】タミヤ アスチュート 2022(TD2) 組み立てレポート(パーツバッグBパート)

2022年3月に発売された「タミヤ 1/10RC アスチュート 2022 (TD2シャーシ)」。

タミヤオフロードバギーのミドルクラス2WDモデルとしては、
久しぶりとなる完全新設計の「TD2シャーシ」を採用し、
名車「アスチュート」の名を冠して登場したことで注目を集めましたが、
改めてそのキットの組み立てから走行レビュー、
その後のアップグレードまで、らじつう初のロングレポートをお届けいたします。

タミヤが自信をもって送り出してきたミドルクラスオフロード2WDバギーは、
どんな構造でどんな性能を秘めているのか?
改めてお伝えできればと考えおります。

※本レポートで使用したキットは、オフィシャルオンラインショップ「WarehouseSTORE RD2」で
 販売しているものと同一のものを使用しております。


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26,532円 ※10%OFF

https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/624d5ee130344b422163cd57

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パーツバッグBを開封しました。
ボールデフやリアサスペンション周りのパーツが収められています。

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今回の一番の作業であるボールデフの組み立てなのですが、
説明書に細かなポイントも説明されてはいるのですが、
タミヤ様が動画にて作成方法を紹介されております。
今回はこの動画に沿って組み立てを進めました。ぜひ、ご参照ください。
なお、脱脂についても動画内で触れられております。
今回、事前に脱脂を行ったうえで工程を進めております。

TAMIYA INC 公式YouTubeチャンネルより
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最初にデフプレートを定着させます。

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デフボールをたっぷり塗ったグリスに置くようにくぼみに入れていき、
上から蓋をします。

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スラストベアリングを組み立てます。
動画の指定どおりモリブデングリスを使用しております。
なお、スラストベアリングを差し込む側は動画で注意点がありますが、
溝の入っているジョイント側に差し込みます。

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次にスプリングを取り付けるのですが、説明書でも動画内でも、
一度スプリングを潰してから使用します。
この処理について開発の方に確認したところ、
この作業をしておくほうが、長くよい状態を保てるためあえて指定しているとのこと。
忘れないように作業しておきましょう。
付属のレンチを使ってスプリングを抑えながら、
先ほど挿入しておいたスラストベアリングを7回転程締め込みます。
動画にてこの回数を指定されており、
これ以上締めるとデフナットが破損する恐れがあるとのことで、注意して作業しましょう。
これでデフ本体の組み立てとしては完成となります。

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最後に滑りの確認をするよう動画で案内されています。
これも付属のレンチを組み合わせることで確認できます。
万が一滑る場合は1/2だけ締めこむよう案内されています。
動画をよく見ながら組み立てを進めれば大丈夫なセクションですので、
動画を止めて確認しながら組み立てを進めましょう。

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完成したボールデフにシムやベアリング、ウレタンブッシュを説明書に従って、取り付けていきます。
ウレタンブッシュは接着剤使用箇所となっています。
これでボールデフは完成です。

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続いて、ボールデフやカバーや装飾品の取り付けのセクションに進みます。

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マフラーを組み立てます。

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スポンジシートを説明書に従ってカットし、カバーに貼り付けます。

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ボールデフを指定の位置にセットします。ここでグリスアップを忘れないようにしましょう。
これでこのセクションは完了です。

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続いて、モーターカバーの取り付けを行いまます。

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特に難しい箇所はありませんが、ビスの締め過ぎに注意しつつ、
しっかりと固定されるまでビスを締めましょう。
ビスの本数が多いのでメンテナンスで分解する際には若干手間な箇所ですが、
組み立てながら、構造を理解しておくと、後のメンテナンスの時に戸惑わないでしょう。

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次はリアアームの組み立てです。

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このセクションも難しいところはありませんが、
サスボールがシャフトに刺さっているだけで、固定されていないので、
万が一外れてしまって紛失しないように注意しましょう。

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先ほど組み立てたサスアームをシャーシに取り付けます。

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説明書でもサスアームの向きを注意するよう案内されています。よく向きをみて取り付けましょう。
なお、この段階でもまだしっかりとは固定されていないので、
この後の最後のカバーを取り付けるまで部品の紛失には注意しましょう。

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最後にカバーを取り付けて、ビスで固定すればこのセクションも完了です。

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このパートも終わりが見えてきました。リアアクスルを組み立てます。

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説明書にてMB23を先に取り付けるよう案内されています。
注意して作業しましょう。

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ピロボールを取り付けたらダストカバーを取り付けます。

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ホイールアクスルにウレタンブッシュを取り付け、
ベアリングとともにアクスル本体に差し込みます。
ここでもウレタンブッシュには接着剤の使用が指示されていますので、
忘れないように作業しましょう。

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リアアクスルの完成です。

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パーツバックBのパートも最後のセクションです。
先ほど組み立てたリアアクスルを取り付けます。

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続いてリアダンパーステーなどを取り付けていきます。
アクスルとサスアームをつなぐシャフトを差し込んだ後で、トラスビスで固定します。
左右同じ作業となります。

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ドライブシャフトへのグリスアップを忘れないようにして、
ボールデフとリアアクスルをつなぐように取り付けます。
最後にターンバックルをリアアクスルにはめ込めばこのパートは完成です。
ターンバックルを押し込む際には力が必要なので怪我をしないように注意しましょう。


今回はアスチュート2022(TD2シャーシ)のパーツバッグBパートの
組み立てレポートをお届けいたしました。

このパート最大のポイントとなるボールデフの組み立てについては、
タミヤ様もやはり説明書だけの案内では難しいと判断されて、
動画にて案内をされています。

ボールデフは組み立てが難しい側面もありますが、
それ以上に効果の大きいデフなので今回あえて採用されたとのこと。
そのうえで組み立てについては動画を含めて
少しでもわかりやすくなるように工夫されておられます。

なお、説明書の手順や作業指示は、タミヤが考えるよい状態を、
なるべく少ないメンテナンスで
長く楽しんでいただける方法となっておりますので、
ぜひ一度動画通りに組み合げてみていただければと考えております。

そして、今回でリアの駆動関連の組み立てが終わりました。
ある意味でこのパーツバックBは最大の難所ともいえる箇所でしたので、
ひと段落となります。

次回はパーツバックCの組み立てとなります。お楽しみに!

(レポート:らじつう編集部 Shoko Satomi)

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