XRAY　XRAY X4F'26 詳細製品ページ公開 - らじつう

　スロバキアのRCメーカーXRAYは2025年6月20日、「X4F’26」の製品ページを公開した。

　製品ページはかなり作り込まれており、ＰＣからの閲覧が推奨されている。
　XRAY X4F’26製品サイト: https://teamxray.com/x4f/2026/en/

X1’25の特徴

シャーシ
- ミッドとリアにカットアウトが施された全く新しいカーボンシャーシで、より多くのフレキシブル性を生み出し、回転とステアリングを向上
- カットアウトにより12gの軽量化が図られ、シャーシにバラストウェイトを配置して重量配分を変更する自由度が増える。
アッパークランプ＆アーム
- 再設計されたカーボン製リアアッパーホルダーは、激しいクラッシュ時の耐久性を向上させます。
- カーボンプレートは、以前の固定クロスメンバーではなく、新しいウェーブデザインを採用しており、リアサスペンションの柔軟性を高め、回転とオフパワーステアリングを改善
- 従来のCFFアッパーアームの代替として、最大の調整可能性と特定の条件でのハンドリング改善のために、リンク式アッパーサスペンションアームがキットに含まれています。
ショックアブソーバー
- 旧ジオメトリよりも3mm低い位置に配置された短いショックは、コーナリングスピード、ミッドコーナーステアリングと安定性を向上させ、高トラクション条件でのトラクションローリングを低減します。
- XLP2ショックは以前のXLPに比べて4mm低くなっており、コーナリングスピード、ミッドコーナーステアリングと安定性を向上させ、高トラクション条件でのトラクションロールを最小限に抑えます。
- XLP2ショックの全パーツは、可能な限り最小のサイズに設計されており、重量を減らし、可能な限り低い重心を維持します。
- ショックボディはプレミアムなスイス製7075 T6アルミニウムからCNC加工され、最大の寿命を確保するために硬化処理されています1315。•
- キットには、1.1mmと1.2mm径の穴を持つ4穴ピストンセットが含まれています
ショックホルダー
- 新しいショックホルダーは、短いXLP2ショックによって可能になり、アッパーショックマウント位置を以前よりも4mm低く再配置します。この新しいジオメトリは、コーナリングスピード、ミッドコーナーステアリングと安定性を向上させ、高トラクション条件でのトラクションローリングを低減。
- リアショックホルダーは、ショック角度に加えてアクティブまたは固定ダンピング設定を提供。
- すべてのショックは3mm低く配置され、重心、コーナリングスピード、安定性を向上させると同時に、車の運転を容易にし、トラクションローリングに対する耐性を高める。
ステアリングシステム
- 新しいカーボンバッテリーホルダーに対応するために再設計されたサーボマウント。
- 偏心ブッシングの交換により、アッカーマン調整を容易にする全く新しい調整可能なステアリングアーム。
バッテリーホルダー
- 再設計されたカーボンバッテリーホルダーは、車の外観を向上させる。
- バッテリーマウントシステムがサーボマウントと統合され、バッテリーを可能な限り前方に移動させることでトラクションを向上させる。
- ツイークフリーで完全に調整可能なクイックバッテリーマウントシステムは、テープなしでバッテリーを簡単かつ安全に取り付けでき、シャーシの柔軟性に悪影響を与えません。
リアトップデッキ
- よりオープンなリアセクションを持つ再設計されたリアトップデッキは、回転とオフパワーステアリングを改善。
- リアトップデッキは、フレキシブル性を高めるために1組の取り付けネジのみを使用し、回転を向上させます。
リアボディマウントシステム
- 全く新しいウェーブデザインのカーボンボディポストホルダーは、リアサスペンションの柔軟性を高め、回転とオフパワーステアリングを改善。
- 4mm厚のカーボン製リアボディポストホルダーは、ボディポストの動きを抑えながらも、追加のサスペンションフレキシブル性を許容することでハンドリングを改善し、耐久性と一貫性を維持します。
モーターマウント
- 新しいモーターマウントは、トラクション向上のため5mm前方に再配置されました。
- クランピングスクリューがモーターに近づけられ、新しいステアリングアームのためのスペースが確保されました。
- モーターマウントとレイシャフトマウントが一体型設計となり、シャーシの絶対的な中心線に配置されます。
軽量化
- 全体の軽量化に加え、リアサスペンションが戦略的に軽量化され、重量配分をさらにフロントタイヤにシフトさせます。
- さらに、すべての電子機器が可能な限り前方に移動され、トラクションを最大化するための重量配分が改善されました。
バンパーウェイト
- 付属の100gウェイトは、低トラクション条件でのトラクション向上のためバンパーに配置可能.。
- 高トラクション条件では、オプションの50gウェイトをフロントドライブトレインの下に配置できます。
- バンパーは、より硬く重い素材で作られ、耐久性と重量バランスを向上させます。
バルクヘッド
- 全く新しいリアバルクヘッドは、さらなる軽量化に貢献します3738。
- バルクヘッドはより高いARSリンクマウント位置を特徴とし、調整可能性を高め、水平方向のARSリンクの前後移動で回転特性を変更できます。
サスペンションアーム•
- 完全に再設計されたアッパー＆ロアCFF™サスペンションアームは、新しいインナーショックマウントシステム、超低アーム下アンチロールバーマウント、完全に更新されたジオメトリの基盤となります。
- 新しいサスペンションアームは、ダンピング時の柔軟性とねじれを大幅に改善します。
- ショックがアームの内側に取り付けられることで、サスペンションアーム全体に負荷がより均等に分散され、車の機械的トラクションと応答性が向上します。
インナーショックマウント
- 全く新しいインナーショックマウント位置は、ローリング特性とコーナリングの一貫性を改善し、柔軟性を最適化し、ダンピング時のねじれを低減します1742。
フロントサスペンションはショック位置をドライブシャフトの後ろに移動させ、より正確なステアリング応答とステアリング特性を改善します。
- リアサスペンションはショック位置をリアアクスルの前に移動させ、トラクションを向上させます。
ドライブベルト
- X4F’26は、トラクション向上のため前方に配置されたレイシャフトに対応するように作られた短いドライブベルトを使用しています。
- 1ベルト2WDドライブトレインコンセプトは、最小の厚さと最大の柔軟性のために特別に研磨された3mm幅のドライブベルトを特徴とし、最大の効率を提供します4344。
ハブ
- ミディアムコンポジットハブはトラクションとステアリング特性を向上させます。
- ハブは、ドライブシャフトのピボットポイントをハブの回転軸と一直線になるようにハブの奥深く移動させる小さなサイズのベアリングとドライブアクスルを含んでいます。これにより、駆動効率とハンドリングが向上します。
ステアリング＆ARSプレート
- 新しいショック位置に適合し、機能するように設計されたフロント＆リアステアリングプレート。
- ARSプレートは、高トラクション条件で最大の回転を得るために、トーリンクマウント位置が大幅に前方に配置されています。
BBドライブシャフト
- 独自のECSシステムは、新しいアルミニウムピンリテーナーを固定するためのCクリップ溝を備えた再設計されたドライブシャフトケースを使用しています。
- 独自のSCS（スプリングクリップシステム）により、カプラーピンを固定するためのセットスクリューが不要になり、ECSアセンブリの組み立てがより簡単、便利、かつ信頼性が高くなります。
- BBドライブシャフトは速度と回転を向上させ、キットに含まれており、最大限の快適さのためにクリップホイールハブ保持システムが特徴です5253。
アンチロールバー
- 超低重心のアンチロールバーは、サスペンションアームの下から取り付けられ、取り付けハードウェアと材料が大幅に削減されています。
- X4Fには、最高の性能をすぐに発揮できるように特別に選ばれたアンチロールバーが付属しています。リア1.4mmアンチロールバーはコーナリングスピードを向上させ、シケインで車をより平坦に保ちます。
モーターバルクヘッドインサート
- モーターバルクヘッドインサートはモーターを1mmさらに内側に移動させ、ロール特性を改善します。
- モーターバルクヘッドインサートはピニオンマウントのスペースも確保します56。
ショックスプリング
- XLPシリーズのスプリングは、XLPショックの長さに合わせて3mm短くなり、適切なレートとライドハイトを提供します。
- C2.4-2.7とC2.6-2.9の2つの新しいプログレッシブスプリングを含む、幅広いレートの選択肢があります。
ギアディファレンシャル
- ギアディファレンシャルには、BBドライブシャフト用のスチール製ディフアウトドライブが含まれています。
- ギアデフは、ほぼすべてのタイプのトラックで必要とされるオンパワーステアリングを生み出し、カーペットとアスファルトの両方のトラックに最適です。
ホイールハブ
- ホイールハブはSCS（スプリングクリップシステム）に対応しており、取り付けが簡素化されています。
- ホイールハブは、車のトレッド幅を狭め、ステアリングとトラクションを向上させるために、元のX4Fヘックスよりも0.5mm狭くなっています。
スプリングクリップシステム（SCS）
- 全く新しいSCS（スプリングクリップシステム）は、ホイールハブのドライブシャフトへの取り付けを非常に簡単、迅速、簡素化します6364。アウターCクリップの手間を忘れて、ワンクリックでホイールハブを取り付けたり取り外したりできます。
CFF™アーム
- XRAY独自の新たに開発された製造プロセスにより、カーボンファイバーアームとコンポジットアームが融合プロセスによって一体成型され、単一のCFF™サスペンションアームが製造されます。
- 内側のカーボンファイバープレートの厚さがアームの硬度と柔軟性を決定し、カーボンを囲むコンポジットがその柔軟性とリバウンドを制御し、一貫したコーナリングフィールをもたらします。
サスペンションマウント
- すべてのサスペンションコンポーネントは、追加の部品なしでCFF™アームに直接取り付けられ、部品間の遊びを排除し、精度と信頼性を確保します。
リアハブ高さ調整
- キットには、異なるリアハブ高さ調整のための6.5mmピボットボールが含まれています。