XRAY XRAY X12’26 詳細製品ページ公開

XRAY XRAY X12’26 詳細製品ページ公開

 スロバキアのRCメーカーXRAYは「X12’26」の製品ページを公開した。


 製品ページはかなり作り込まれており、PCからの閲覧が推奨されている。
 XRAY X12’26製品サイト: https://teamxray.com/x12/2026/en/

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安定性とトラクションを追求した新設計

 2026年モデルの核心は、安定性と全体的なトラクションの向上を目的とした数々の革新的な機能にある。新設計のシャシーは、リア部分のフレックス(しなり)を意図的に減らすことで、より予測可能で安定した走行性能を実現。このシャシーは2.0mmのスイス製7075 T6アルミニウムからCNC加工されており、最適なフレックス特性を得るための特別なカットアウトと、コーナリング時の抵抗を減らすための面取り加工が施されている。

 サスペンションシステムも大幅に進化。フロントロアアームは左右それぞれ1mmずつワイド化され、あらゆる路面コンディションでドライバビリティが向上。また、キットに付属する1.6mm厚の薄型カーボン製フロントブレースは、フロントサスペンションのフレックスを増加させ、特にコーナー中間でのメカニカルグリップとハンドリングフィールを改善する。

革新的なフローティングサーボとリアポッドシステム

 特筆すべき新機能の一つが、フローティングサーボホルダーの採用となる。これにより、より寛容なハンドリングが可能となり、クラッシュ時にサーボがずれることによるステアリングのズレを最小限に抑える。ドライバーは従来の固定式と新しいフローティング式から、好みに合わせてサーボの取り付け方法を選択できる。

 リアセクションでは、2ピース構造のリアポッドがトラクションと安定性を高め、クラッシュ後のトゥイーク(ねじれ)の問題を軽減。新しいサイドリンク取り付けシステムは、センターピボットの3つの異なる位置に合わせてサイドリンクのアライメントを常に最適に保つことで、サスペンションが沈み込む際のバインド(突っ張り)を最小化し、よりスムーズでダイナミックなコーナリングを実現する。

細部までこだわった軽量化と調整機能

 X12’26は、マシンの隅々にまで軽量化と低重心化へのこだわっている。リアアッパーポッドプレートには超軽量の複合ブッシングを採用し、新設計の軽量リアホイールハブは回転マスを大幅に削減。また、新しいアルミニウム製ピボットホルダーにより、シャシー下面からパーツが突き出ることなく、より低いロールセンター設定が可能となった。

 このモデルは、フロントのキャンバー、キャスター、トー、ホイールベースから、リアのトレッド幅、ライドハイト、バッテリー位置(5段階調整可能)に至るまで、あらゆる項目が完全に調整可能。これにより、あらゆるスキルレベルのドライバーが、あらゆるサーキットコンディションに合わせてマシンを完璧にセットアップすることが可能となる。

XRAY X12’26は、単なる速さだけでなく、安定性、耐久性、そして調整のしやすさを高次元で両立させた、まさに勝利を掴むためのレーシングマシン。

※上記説明文は編集部にてNotbookLMを利用し翻訳・サマリーを行ったうえで修正を行いました。

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