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【らじつうレポート】第61回静岡ホビーショー(2023) RIDE

 R/C用タイヤやボディなどのアフターパーツで知られる「RIDE」ブースにてお話を伺いました。

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 先のTITCにて使用され話題となった26mm幅のラジアルタイヤが発売されるとのこと。セットで使用できるホイールもホワイトとブラックがラインナップ。このタイヤのコンパウンドは発売中で好評を博している「カットスリックタイヤ」と同様のコンパウンドを使用し、スポンジインナーと接着用のノズル、そしてこれも先ごろ発売され人気となっているタイヤトレイをセットにして販売されるとのこと。今後接着済みタイヤも要望次第で発売予定とのこと。ラジアルパターンを採用したことで、アスファルトからカーペットまで幅広い走行できるタイヤとなっており、TITCのTT-02クラスで使用されたこともあり、タミヤTT-02との相性もいいですよ!とのことでした。

 次にそんなツーリングカー用タイヤを簡単に接着できる治具を紹介いただきました。構造としてタイヤにインナーを入れてホイールと組合せあと、この治具にセットし下からダイヤルを回していくことでタイヤとホイールに均一な隙間ができる構造になっており、接着が簡単になるというもの。さらに回転させることもできる為、タイヤ接着が不得意という方にもオススメできる製品とのことでした。

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 続いて、参考出品としてカーボン素材のボルトやホイールが展示されていました。これはコラボレーション商品ということで、カーボン繊維を使った超軽量なボルトやホイールを試作されていることです。現時点では耐久性や耐衝撃性のテストをしている途中とのことで、今後テスト結果がよい場合は製品化もあるとのことでした。

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 そして、今回も目玉展示となるのがこのオリジナルボディ。昨年の静岡ホビーショーで発表されたハイパーデザイナー・やまざきたかゆき氏とプロドライバー・原篤志氏とのコラボレーションによるスペシャルボディ。「どこにもない、カッコイイボディ」をコンセプトに既存の枠組みにとらわれずゼロからデザインを構築していったとのこと。もちろん空力面も考慮されてはいますが、「見て・走らせてとにかくカッコイイ」ことを優先して開発されているとのこと。写真はウイングレスモデルですがオプションでウイングを搭載することも検討中であり、スケールや各部の形状の見直しなども行っている最終段階とのことで、夏には発売を予定しているということでした。実際に目にすると低くスマートなボディとなっており、発売がとても楽しみです!

 様々な角度から詳細にブース情報がご覧になれる「すだぴょんRCチャンネル」様の動画もぜひご覧ください。

動画提供:すだぴょんRCチャンネル

(取材:らじつう編集部 C.E Shinji Katagiri)