電動からエンジン、オフロードバギーからオンロード、MINI-Zシリーズまで日本が誇るフルラインナップR/Cメーカーである京商ブースを訪問しました。
今回もブースの目立つ場所にミニッツのデモンストレーションゾーンが用意されていました。今回はは4×4だけとなっておりましたが、かなり起伏にとんだアトラクションライクなコースになっていて、ミニッツ4×4の面白さが伝わる展示となっていました。
バッテリーやメカの展示がされていました。京商ブランドという形ではなく取り扱いメーカーを紹介されていました。
ヨットや水上バイク、京商EGG関連の商品が展示されていました。らじつうレポートでもお届けしたdiscovery関連商品も多く展示されていました。
スケールモデルにも力が入ってる京商。多くのモデルが展示されていました。
北米で話題のピックアップトラックであるTOYOTA TACOMAのR/C化が発表されていました。ディティールの高いボディとイメージを外さないしっかりしたシャーシの組合せになるとのことです。
京商のベーシックプラットフォームといもいうべきFAZER Mk2シリーズが展示されていました。ボディのディティールの高さは言うまでもないですが、今回新たにRが展示されていました。このRはラリーのRとのことでした。なお、先のホビーショーで話題になったラリーコンバージョンキットとは関連なく、このキットの生みの親である粉川氏自らがラリーバージョンとして各部を再設計されたとのこと。特にダンパーやダンパーステー、サスペンションのロアアームの変更などラリーカーとして最適化するために多くの変更が施されているとのことです。なお、サスペンションロアアームについては今後このラリーバージョンのタイプが標準化されていくとのことです。
ある意味でFAZERシリーズであるUSA-1やMADワゴン、そしてファンの多い重機R/Cも展示されていました。
登場時から大人気のダートマスタやエンジンカテゴリーの車種が展示されていました。
京商の人気シリーズとなった復刻シリーズが展示されておりました。その中でも今回の展示の目玉というべき、60周年記念限定仕様のアルティマとオプティマミッドです。開発者である粉川氏に伺ったところ、アルティマはJJ仕様のレプリカとしてできるだけ当時の仕様を再現したモデル、逆にオプティマミッドは先に発売された復刻モデルよりも時間軸でいうと前になるため、プロトタイプのコンセプトを現代技術でさう再現したものであり、さらに当日使われていたオプティマプロ形状のボディをこのシャーシ用にカットラインを入れて搭載したスペシャルモデルとして設計されたとのこと。どちらのモデルも60周年記念限定仕様ということで生産は今回限りということなので、欲しい方は迷わず購入の商品となります。
なお、この60周年記念限定仕様については開発者の粉川氏によるより細かい解説が「すだぴょんRCチャンネル」にて公開されておりますので、ぜひ合わせてご覧ください!
動画提供:すだぴょんRCチャンネル
ミニッツシリーズもズラリと展示されていました。60周年記念モデルはディティールの高さはさすが京商というところです。
最後にご紹介するのは、なんと14年ぶりとなるメジャーバージョンアップとなる「ミニッツ MR-04 EVO2」です。こちらについては広報の方に詳細をお伺いしたのですが、まず現状のミニッツ MR-03EVOが長年多くのユーザーに愛されてきたこと、そして多くのレースイベントで楽しんでいただけていることをベースに、より速くではなく、より思い通りに操作できるようにという開発コンセプトをかかげ、まずメカ面から開発が始まったとのことです。ステアリングはより細かな操作をとらえ車体に反映させるように改良し、さらにスロットルの微細な操作に応えるようモーターや基盤の開発を進めていき、そのうえでそれらの性能を無駄なく発揮できるようシャーシを開発していたところ、実に98%のパーツが新設計となったということでした。現状のMR-03EVOのパーツも一部使えるものもあるということで、受信機については現行のものを使用した場合、新開発のものに比べるとレスポンスの面で劣る部分はでてくるが使用はできるということでした。また、現行パーツのMR-04対応状況については今後公開していくということでした。
ミニッツシリーズとしてはすぐに走り始めることができるレディセットがあり、その上位車種としてEVOモデルは設定されており、ユーザーのスキルが高くなり、レースなどを頻繫に楽しむ方により思い通りの操作で楽しんでいただくことを目的にしたメジャーバージョンということで、発売までに体験イベントもあるということですので、詳細は京商のウェブサイトをご覧ください。
京商は本格R/Cからトイラジコン、ライトホビーラジコン、さらにスケールモデルや京商EGG製品などとても多くのラインアップを有しておられます。実際に動く様子は「すだぴょんRCチャンネル」様の動画にてご確認ください。
動画提供:すだぴょんRCチャンネル
(取材:らじつう編集部 C.E Shnji Katagiri)